BUSINESS
PRIMARY BUSINESS
BUSINESS01
厚板、薄板、平鋼、型鋼… 造船業ほど膨大な鋼材を必要とする産業は他にありません。年間100隻前後の船舶を建造する今治造船グループともなれば、 鋼材使用量は大手自動車メーカーを上回る規模であり、建造計画を円滑に進めるスムーズな供給体制が不可欠です。当社は大手商社を通じて国内主要鋼材メーカー各社に発注窓口を持ち、 大量の鋼材・舶用資材の安定供給を通じて、今治造船グループの圧倒的な建造量と建造スピードを支えています。
BUSINESS02
燃料油が船の食料なら、潤滑油は船の血液。当社はその潤滑油全般を、外航船舶を運行する船主会社に供給しています。巨大なプラントにも例えられる船には、主機関をはじめ、潤滑油を必要とする機器・装置が無数に存在し、まさに血液のように、不断の供給体制が求められますが、当社は世界のオイルメジャー各社をはじめとする盤石の供給ネットワークを確立し、この必須のミッションを完遂しています。環境規制が年々強化される中、最適な供給体制を担保する当社の存在感は際立つばかりです。
BUSINESS03
当社は船舶のみならず、各種工作機械やクレーン、高所作業車など、今治造船グループの工場で稼働する機械や車両が使用する燃料油や潤滑油等の石油製品の調達・納入をも、一手に担っています。また今治造船の主要工場が立地する今治・西条（愛媛県）／丸亀（香川県）／三原（広島県）の4か所にサービスステーションを展開し、ガソリンや軽油などの燃料油だけでなく、自動車関連商品を取り扱うことで、地場産業と地域社会を支えています。
BUSINESS04
今治造船グループの各工場で日々休まず稼働する各種機械設備。当社はそうした機械設備の整備全般を担い、修理依頼があれば即時対応しています。これに加えて、故障を未然に防ぐため、入念な検査・点検を実施。また当社は高所作業車やフォークリフト等の検査（特定自主検査）事業者の認定を受けており、事故防止と安全な作業環境の確保、および設備の耐久性向上に貢献。造船日本一の陰に、円滑な工程管理環境を支える当社の努力が息づいています。
SEMI-MAJOR BUSINESS
BUSINESS05
造船所では多種多様な機械設備が日々稼働しています。当社は大手保険会社各社と代理店契約を結び、こうした工場内のあらゆる資産・建物に関係する保険関係の事務全般を担っています。自動車保険や火災保険など、工場で働く方々の個人保険も守備範囲です。工場の資産価値は膨大であり、資産の毀損は円滑な船舶建造を妨げるリスクにもなりえます。そうしたリスクを未然に回避する意味でも、保険事務一切を担う当社の使命は決して小さくありません。
BUSINESS06
船舶を保有・運用する海運業も、当社の多彩な事業バリエーションのひとつです。バルクキャリアをはじめ自動車運搬船、大型コンテナ船、LNG船など、保有船舶の船種の幅広さが、当社の大きな特長です。世界中の海運会社へ貸与し、様々な物資を輸送、日本の生命線である海運貿易を支えています。
RELATED BUSINESS
BUSINESS07
当社では、今治市内に保有する自社の土地を中心に、複数の駐車場を管理運営し、着実な業績をあげています。またオフィスビル数棟を保有し、管理運営を行っています。
BUSINESS08
当社はクリーンエネルギーである太陽光発電にいち早く着目。愛媛県西条市にある自社保有の土地40万㎡に太陽光パネル13万４千枚を設置し、年間33メガワットの発電を行っています。これは一般家庭約1万世帯の年間電力使用量に相当し、地球温暖化の主たる原因とされる二酸化炭素を年間約1万7千トン削減したことになります。持続可能な開発目標が求められる中、「環境の持続性確保」の達成が当社使命の1つです。
BUSINESS09
当社は鹿児島県薩摩川内市に約700ヘクタールの山林を保有し、常駐スタッフの手で健全な森林経営を継続的に行っています。また地球温暖化防止の一助として、国が認証するJ-クレジット制度において森林吸収クレジットの創出も行っており、木材の供給、公益的機能の保持などを通じて、地域社会への貢献を目指します。
